「冬」
2013 30F 「京都日本画家協会選抜展」京都文化博物館
津市郊外に引っ越したのは冬。
海が見える丘の上から坂を降りて角を曲がり大通りに出ると、
忽然と現れたのは池のほとりの異様な風景。
すごい数の鳥が住みつきギャーギャーと鳴き、枝は糞で白く染まっている。
なんて寂しいところにきてしまったのだろうと呆然となりました。
3年後。
苦楽を共にすっかり親しくなった友たちと涙の別れをして、大阪に帰ってきました。
三重での日々を思い出す時、真っ先に浮かんでくるのは、友人達の顔と
毎日目にしていたこの風景です。
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